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Salone del Gusto 2008 3 [2008イタリア]

イベントの運営。日本人なら一番に「混乱なくスムーズに」を考える。チケット売場の長い列(並ぶのが好きなひとはともかく)を、いかに回避するか工夫する。別のイタリア人から言われた。
「根本が違うんだよ。長蛇の列ができることを誰も気にしてない。待つのは嫌いだけど待つのに慣れてるから」
そうだね。駅の窓口、郵便局の窓口、民営化されようが、この列だけは変わらない。みんなイライラしながらも待つ。さすがに近頃は始発なのに1時間遅れなんて列車はないけれど、昔はそれが当たり前だった。

ぶーぶー文句言いながらもチケットをゲットしてブースの向こうで待っていたDanielaたちと合流。さ、行こうか!
「ちょっと待って」
と、入り口の階段に座るChiara。バッグから編み上げのブーツを取り出して履き替える。
「ここで履き替える方が、よっぽど恥ずかしくない?私は一応車の陰でやったわよ!」
「そうよ、ひとだらけじゃん、ここ」
「でも、誰も私なんか見てないし」
そういう問題じゃない!この年頃の女の子が考えていることはわからん。

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↑「ようこそ」の日本語も。

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↑こんな魅力的なブースが目白押し。

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ちょっと小腹が空いたので。
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このあと魅力的な屋台を巡って、さらにお腹いっぱい。私はPugliaはAlberobelloから出店していたお店で名物の串焼き。そしてChiaraが食べてみたかったというEmilia Romanaのピアディーナを。

http://prezzemolo-creapasso.blogspot.jp/2008/11/blog-post_10.html

ここでも日本人的クレーム。屋台が目白押しなのに、椅子とかテーブルとか、ちょっと座って食べるコーナーがない。よって、ただでさえごった返している通路が、待ってるひと、買ってるひと、食べてるひとで身動きが取れない。私たちは、施設の外に出てゴミ捨て場のすぐそばで食べましたですよ。もちろん私たち以外にも避難してきた人たち大勢。美味しいもので両手がふさがっていたので(笑)写真はなし。

Danielaたちは一足先に試飲会会場へ。私はもうちょっと会場を回って後から追いかける。しかし…あまりに広すぎて迷う迷う。その迷っているときに、私好みのイケメンに遭遇。無遠慮にバシバシ写真を撮らせてもらう。私の不作法な振る舞いに文句一つ言わない寛大なイケメンは

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↑後ろの赤い服のひとではない。

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↑写真屋さんの看板犬らしい。愛想も性格もよい。

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↑イケメンでしょう。
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↑カメラ目線も。この正面から見た顔が、Pepe家のアホ犬・MAXにちょっと似ている。

迷いながら道草くいながら、たどり着いた試飲会会場。ではなく、その近く。
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↑普通のおじさんの普通のスーツ姿がなぜかカッコイイのがイタリア。「ちょいわるオヤジ」なんて気持ちの悪い言葉はない。

続く。
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