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映画『セクレタリアト/奇跡のサラブレッド(Secretariat)』 [まぁ映画ですから]

馬続きで『セクレタリアト/奇跡のサラブレッド』2010 〈日本未公開〉

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劇場未公開なのが惜しい。大画面で観たい映画。
『戦火の馬』と同じくディズニーなので、ご家族揃ってどうぞ。同じ馬が主人公の映画でも、わたしゃ、こっちの方が断然好きだな。実話の映画化。1973年にアメリカで三冠馬となった馬の話。まぁ実話と言っても、そこは映画ですから、軽く肉付けしたり逆にそぎ落としたりした部分があるでしょう。結末も大体わかるんだが。が!ハラハラドキドキさせてくれるし、ラストの爽快感がクセになりそう。

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競走馬を育てる牧場主の娘が、母が亡くなり父が病気になりして牧場と馬を手放そうとする兄や調教師に反対されながらも、専業主婦から男だらけの競馬の世界に「事務員(セクレタリアト)」の女性、そして牧場生まれの名馬「セクレタリアト」とともに挑むというストーリー。

役者が全ていい。〈人間の〉主人公、ダイアン・レイン、事務員役のマーゴ・マーティンデイルも、もちろん大大大好きな調教師役のジョン・マルコヴィッチも。でも…一番の役者は馬・セクレタリアト。

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私の生まれて初めての賭け事は小学生の時。大分・別府の楽天地でアヒルのレースに賭けました(笑)。自分のお小遣いで。遠い記憶なので定かではないけれど、その頃好きだった色、きいろちゃんに。もちろん負けたけど。きいろちゃん、いや、他のアヒルもゴール目指して走らないんだもん。

ずっと疑問だった、馬はなぜ一目散にゴールを目指すのか。そりゃ馬の方がアヒルより賢いけど、そういう問題ではなく、馬にも競争心があるのか?ということ。隣を走る馬に対して「お前には負けん!」と思うのか?それとも騎手が鞭入れるから走るのか?その疑問に、この映画が少しだけ答えてくれた。全ての馬がそうだとは限らないだろうけど、この映画の主人公「セクレタリアト」は、自分の前を誰かが走るのが気に入らない。レースの駆け引きだの騎手の鞭だの馬主の意向だの、どうでもいい。実際のセクレタリアトもカメラを向けるとカメラ目線でポーズを取るような馬だったらしい。

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ラストの爽快感、それはダイアン・レインの台詞
「好きに走らせてやって!」
に尽きる。観ているこちらも
「そうだ、行け!行け!行け!思いっきり走れぇぇぇ」
と心の中で叫びそうな。

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ストレスたまってるときに観るとスッキリ!
見終わったら、馬にちょっと触ってみたくなった。それじゃ動物セラピーだ。

他の見所(笑)は、1970年代アメリカのコンサバ主婦ファッション。ダイアン・レインの衣装が上品でいい。とぼけたマルコヴィッチのファッションも。

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ちなみに別府のアヒルレース、まだやってました(笑)。馬券ならぬアヒル券は100円。
http://www.rakutenchi.jp/animal/
しかし、アヒルレースの遠い記憶は残っているのに、昨日の晩ご飯を思い出せないのは、とても苦しい。いや、怖ろしい(笑)。


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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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