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●6/18月 Alta Murgiaの味 [2007イタリア旅行]

全ての採点を終え、簡単なすりあわせをしてみると、なんとなんと、点数の差はあれど、高得点をつけたワイン(番号)はほぼ同じ。な〜んだ、好き嫌いでいいんじゃんと、一気に肩の荷が降りる。

さて集計中は、ホールでセミナーが行われる。その後の試飲会兼食事会に出席するメンバーも三々五々集まってきた。Pasha'のAntonelloとMariaお母さん、Ritrovo degli Amici@Martina FrancaのAnnaさん、Masseria MonaciのStefano、そして嬉しいことに先日会えなかったVarvamingoのDiegoとNicolaも。余談だが、スーツ姿の二人を見たのは初めて。いつも仕事着だもんね。いや〜二人とも、めっちゃくちゃかっこいい!スーツを着せるとイタリア男は、ほんっとにかっこいいです。

セミナーの会場で、うろちょろしながら写真を撮っていると司会者が「さて、みなさんに遠くは日本からのお客様をご紹介しましょう」と言う。はぁ?さっき断ったじゃん、挨拶なんてやだ!って。と、ジタバタしても始まらない。目が泳いでウロウロしている私にマイクが渡される。何を言ったか覚えてないが、とにかくプーリアのワインが好き、食べ物も好き、でも一番好きなのはプーリアの人たち、つまり皆さんのこと、とかなんとか言ったような気がする。ほんとにもう(汗)。


↑試飲会兼食事会の会場は庭

ショックでヨロヨロしながら試飲会兼食事会の会場へ。「おう、来てたか?」と声をかけてくれたのはBarlettaのLelloさんだった。プーリアのめぼしい生産者とレストラン関係者、ほとんど来てるんじゃない?という盛況ぶり。


↑前菜その1


↑前菜その2:これめっちゃくちゃ美味しかった!


↑メインその1:牛肉の薄切りのミルフィーユ


↑メインその2:たぶん豚。これが最後に出てきた『Alta Murgia』らしい一皿。郷土料理の著書もある友人をはじめ、皆が絶賛。昔風の味なんだそうだが…実は、ものすごく強烈!焼肉をすると、野獣の宴、特に百獣の王も真っ青なくらいの内臓好き、相当『臭い』肉も大丈夫な私でさえ、飾り?のハーブをかじろうかと思ったくらい。おなじ地域の葡萄Nero di Troiaのワインで流し込むのが一番。私がこれまでレストランで食べていた『肉』は、かなりソフィスティケイトされた味だったのね…。

さて食事も終わり、お楽しみの結果発表。Rosato(ロゼワイン部門)は、全く無名の、ほんとに誰も知らないような小さな作り手が1位と2位。友人が「よかった、この催しの目的は、こういう『いいワインを作ってるけど知られていない』人たちを応援することでもあるんだから」と大変喜ぶ。Nero di Troiaも意外な顔ぶれ。Negroamaroは有名どころ。嬉しかったのは私が最高点を付けたNo.45がMasseria MonaciのLe Braciだったこと。そしてPrimitivoは中堅どころ、Aglianicoはアリアニコ好きには有名どころ。そして全部門での第1位、つまりグランプリですな、は、Aglianicoの作り手・Cantina del Notaioが受賞。

昼間のテイスティングで、すでにヘロヘロだったのに、さらに飲み続けてさすがにダウン寸前だったが、デザート(なんと嬉しいバイキング!)まで、しっかりいただいて、楽しい夜は更けてゆくのだった。


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コメント 2

miche

にやにやしながら読んでいます(笑)

POOhさん、すごい~!
by miche (2007-11-25 00:14) 

POOh!

micheさん、おひさしぶりです。

micheさんが、Pasha'に行かれたときにも、Sさん、いらっしゃいましたよね。micheさんのことを覚えてらっしゃって、「大変に気持ちよく飲まれる方でした」と。
by POOh! (2007-11-26 03:30) 

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