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Robert Doisneau 展@山口県立美術館 [ひとりごと]

昨日8月25日(土)、山口県立美術館で開催中の『生誕100年記念 ロベール・ドアノー展』に行ってきました。本日が最終日のギリギリ。久々に関門海峡を渡ったなぁ。

まず腹ごしらえ@美東SA。この↓
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チケットを購入した時点で、すでにオーダーが入っているという自動オーダーシステムに感動(笑)。

私が選んだのは↓
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山口だからね。やっぱ「ふく」でしょう。しかしチケット売り場の写真に比べて…ちょっと小さい。
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でも美味でした。

山口県立美術館は初めてではないのだけれど、かな〜り久々。あっちかいな、こっちかいな、と迷ってたどり着いたのは関係者出入り口。はっきり言えば、裏口。
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面倒でも正面に廻ればよかった、と後で思ったのは、帰りに車で正面を通り過ぎたときにすてきな看板を見ちゃったから。ま、それはそれとして美術館入り口↓
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↓撮影は、ここまで。
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ドアノー展、めっちゃくちゃよかったです。ドアノーと言えばこの↓
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有名な〈キス写真〉。この写真の印象が強すぎてロベール・ドアノーという写真家の素晴らしさが正しく理解されてないかもしれない。

初期の作品では、被写体に寄れない彼の内気さが…。「ぜんっぜん、気持ちが乗ってない」のがよくわかるヴォーグの専属時代の作品。内気で生真面目…な印象と思ったとたんに友人と悪のり?したお茶目な写真。そして古き良きパリの風景が続いた後、いきなり醜い高層ビルが現れる。全く関係のない私でさえ「あ〜ぁ」とため息。これを撮影したドアノー本人も、たぶんため息ついたんじゃないかなぁ。

とにかく圧倒的ボリュームと秀逸な展示。解説文がよかったのかもしれませんが、ドアノーというひとの〈人柄〉と、その写真を撮ったときの気持ちが伝わってくる上質な写真展でした。

今年の1月29日(日)にEテレ:日曜美術館で木村伊兵衛の特集があって、運良く?それを見ていたので余計入り込めたのかな?これも良プログラムでした。憧れのアンリ・カルティエ=ブレッソンがパリで木村と意気投合なんて「へぇ〜」だし、その木村のアテンドをドアノーが…って豪華すぎ!撮影中の木村伊兵衛を撮影したカルティエ=ブレッソンの一枚なんて、もろカルティエ=ブレッソンだし(笑)。

最近リニューアルした山口県立美術館には、可愛いカフェも。庭の見える席でカフェオレ。
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私が座った席からは庭の彫刻作品が見えるのだけれど、ん?ん?ん?あれは何?彫刻作品の中に…
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高砂百合が!奥の茂みから飛んできたのか、なんともシュールな作品になってました。
そして茂みの中に、非常口が!(笑)
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そして同じくリニューアルしたショップ。
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荷物を預けたロッカーもおしゃれ。扉が半透明です。
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大満足で山口県立美術館を後にして、商店街で山口名物〈外郎〉をゲットした後は一路福岡を目指し…壇ノ浦で休憩。ちょうどいい時間。
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ここでソーダ味のソフトを発見!
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ソフトを舐めてる間に、夕陽がちょうどいい感じに。
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さ、はよ帰らんと日が暮れますがな。


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