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Salone del Gusto 2008 7 [2008イタリア]

さて、3日目朝はトリノ街歩き。

前日、Lingottoから駅までのタクシーの中。Danielaたちは翌日、あるセミナーに参加しなくてはならないので、それが終わる頃、待ち合わせしようということになった。
「午前中、どうするの?」
「私は、せっかくトリノに来たんだからBicerin(ビチェリン)飲みに行く」
「ビチェリンって何よ?」
私が答える前に運転手が
「チョコラートにカフェ、そしてラッテ(牛乳)を入れたトリノ名物のとっても美味しい飲み物。トリノに来たなら絶対飲まなきゃ!」
と説明してくれた。

しかし全く何の予習もなしでやって来たトリノ、どこに行けば美味しいビチェリンが飲めるのかわからなかったので、夕食を食べたリストランテで尋ねてみる。
「この辺りで美味しいビチェリンの飲めるカフェは?」
ご主人、奥様二人で相談してカフェへの地図を書いてくれた。しかし、そのあと二人でまたなにやら相談。
「二人で話したんだけど、やっぱりビチェリンはAl Bicerin(アル・ビチェリン)で飲まなきゃ。駅から歩いて行ける距離だけど、説明しにくいからタクシーで行って。運転手はみんな知ってる」
というので、言われたとおり駅からタクシーを拾う。

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↑トリノの鉄道の玄関口、Porta Nuova駅。

一番前に並んでいたタクシーに乗り込むと、思わず二人同時に「あっっっっ!」なんと!昨日Lingottoまで乗せてもらった運転手さん。
「普通なら近すぎて行きたくないんだけど(笑)こんな偶然は滅多にないから」
と、快くカフェ・アル・ビチェリンまで連れて行ってくれた。

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↑アル・ビチェリンのある小さな広場に面したSantuario della Consolata(サントゥアーリオ・デッラ・コンソラータ)教会。

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↑このお婆さんのカーディガンが、ものすごくきれいな紫なんだけど、色、出てないなぁ。

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近所をちょっとウロウロして、さて、お目当てのAl Bicerin。外観も内部も、パーフェクトに可愛い。そして店の客の半分は観光客だと思われる。でもそういう店にありがちな無愛想ではなく、とっても心温まるおもなしで、こっちもパーフェクト。
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そして、これが
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ド甘いって聞いてたんだけど。いや、確かに甘いんだけど。夢のように(笑)美味しい!おかわりしたい。ただし、1杯でお腹いっぱいになるほど重い。朝ご飯がまだなのでコルネット(クロワッサン)でも食べようかなと思ってたんだけど、無理(笑)。でも夢に出てきそうなくらい美味しい。

ビチェリンで幸せな気分になって、トリノ・プチプチ街歩きは続く。
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Shanry

タクシーの運転手が同じとは、そりゃ、また、珍しい偶然だねぇ。日本でもそんな経験ないヨ。

血糖値が一気に上がりそうな、代物ですな・・・
朝にピッタリ!

でも、私はやっぱり塩味の朝ごはんのほうが好き。
と言いつつ、美味しいパン・オー・ショコラは大好きさ。
by Shanry (2012-10-01 23:34) 

pooh

日本でも1度あるのよ。「お客さん、何日か前に乗りませんでした?」って。乗ったの、すぐ思い出しました。だって新米運転手さんで、私が道教えたから(笑)。

ビチェリンはしかし、噂より美味しかった。日本では見ないね〜。ピエモンテ料理の店とかは出してくれるのかな。
by pooh (2012-10-01 23:56) 

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