Salone del Gusto 2008 おまけ [2008イタリア]
夕方トリノを発ってTorano Nuovoの最寄り駅Giulia Novaに着くのは夜。途中、やっぱりBolognaで乗り換え。帰りはマクドナルドに行くほどの余裕はなし(笑)。ただ、イタリア列車の旅によくある「乗り場が変わります〜」で、荷物を抱え階段上り下りはあった。
Bolognaにて。
行きの列車は最新式でバールコーナーがあったから美味しいカフェが飲めたのだけど、帰りはちょっと旧式で「カフェは列車内で飲めるしね」と言っていたDanielaと私には、辛い旅であった(涙)。クタクタ。Giuglia Novaの駅にはSofiaの旦那さんFabioが迎えに来てくれており家に直行。
「あんたたち、ご飯まだでしょ?軽く何か食べる?」
と、典型的イタリアのマンマであるSignora Pepe。日本だったら「うん、お茶漬けかなんかでいいよ」と返事するとこだけど(笑)ご飯を用意して待っててくれてたってとこが家に帰ってきた〜というかんじ。
さて、翌朝。Romaに戻る私が車で30分かかるショッピングモールまでサラミを買いに行くと言うと、そのモールに卸しているサラミ屋さんが実は近所にあるってことで。
↑Costantini(コスタンティーニ)。ローマでも買えます。このマークを見かけたらぜひ。美味しいです。お値段も良心的。
しかし…この日は月曜日でお休みだったのを、ドアをガンガン叩いて開けさせたSignora Pepe(笑)。なんかたくさん買わなきゃって気弱な日本人の私。おかげでローマで散々食べましたですよ。
そしてTorano Nuovoで最後のお昼。Signora Pepeは町(村)でも有名な料理上手。市長んちの新築祝いにも呼ばれていって嫌いな〈ロバ肉〉を料理してたっけ。パーティで隣に座ったおじさんが
「これ、料理したの誰?」
「Rosa(ローザ:Signora Pepeのこと)よ」
「ああ、だから旨いんだ」
って言っていた。
ポルペッティーネ(ミンチボール)のパスタ。おかわりした。だから太る。でもおかわりしないと睨まれる(笑)。
そしてPepe家のアホ犬・Max。この猫はMaxが大好き。
テラスでみんなが食べていると、この体勢でジリジリとテーブルに寄ってきて誰かがパンを落としてくれるのを待つMax。そしてその度にPepeさんから「あっち行かんか!」と叱られる。ピューと後退してはまたジリジリ。だからみんなからアホ呼ばわりされるんだよ!
↑これは別の日だけど、このあたりがMaxの定位置。近頃は裏に繋がれてる。近所から苦情が出たので(笑)その苦情(笑える)はまたいつか。
Bolognaにて。
行きの列車は最新式でバールコーナーがあったから美味しいカフェが飲めたのだけど、帰りはちょっと旧式で「カフェは列車内で飲めるしね」と言っていたDanielaと私には、辛い旅であった(涙)。クタクタ。Giuglia Novaの駅にはSofiaの旦那さんFabioが迎えに来てくれており家に直行。
「あんたたち、ご飯まだでしょ?軽く何か食べる?」
と、典型的イタリアのマンマであるSignora Pepe。日本だったら「うん、お茶漬けかなんかでいいよ」と返事するとこだけど(笑)ご飯を用意して待っててくれてたってとこが家に帰ってきた〜というかんじ。
さて、翌朝。Romaに戻る私が車で30分かかるショッピングモールまでサラミを買いに行くと言うと、そのモールに卸しているサラミ屋さんが実は近所にあるってことで。
↑Costantini(コスタンティーニ)。ローマでも買えます。このマークを見かけたらぜひ。美味しいです。お値段も良心的。
しかし…この日は月曜日でお休みだったのを、ドアをガンガン叩いて開けさせたSignora Pepe(笑)。なんかたくさん買わなきゃって気弱な日本人の私。おかげでローマで散々食べましたですよ。
そしてTorano Nuovoで最後のお昼。Signora Pepeは町(村)でも有名な料理上手。市長んちの新築祝いにも呼ばれていって嫌いな〈ロバ肉〉を料理してたっけ。パーティで隣に座ったおじさんが
「これ、料理したの誰?」
「Rosa(ローザ:Signora Pepeのこと)よ」
「ああ、だから旨いんだ」
って言っていた。
ポルペッティーネ(ミンチボール)のパスタ。おかわりした。だから太る。でもおかわりしないと睨まれる(笑)。
そしてPepe家のアホ犬・Max。この猫はMaxが大好き。
テラスでみんなが食べていると、この体勢でジリジリとテーブルに寄ってきて誰かがパンを落としてくれるのを待つMax。そしてその度にPepeさんから「あっち行かんか!」と叱られる。ピューと後退してはまたジリジリ。だからみんなからアホ呼ばわりされるんだよ!
↑これは別の日だけど、このあたりがMaxの定位置。近頃は裏に繋がれてる。近所から苦情が出たので(笑)その苦情(笑える)はまたいつか。
Salone del Gusto 2008 8 [2008イタリア]
さてトリノ最終日。夕方にはTorano Nuovoに戻る列車に乗らねば。
この日はトリノオリンピックでスケート競技の会場となったLingotto Ovalで開催中のTerra Madre(テッラ・マードレ)会場をメインに廻る。
さっそく見つけたのは!
Martina Francaのお肉屋さんRomanelli(ロマネッリ)。「おおおおお!何やってんだぁ?」って言われても。知ってる顔が3人ほど。カフェご馳走になってしまった。その間「さっきカルロ・ペトリー二が来てさ、Capocollo di Martina Franca(カポコッロ・ディ・マルティーナ・フランカ)は最高!ってすっごく褒めてくれてさ?」と興奮気味。
※カポコッロは肩肉のサラミ。地方によってはロンツァとも呼ばれる。私の大好物
Altamura(アルタムーラ)からはPane di Altamura(パーネ・ディ・アルタムーラ)。
Gargano(ガルガーノ)のコーナーも。
そしてTraniからはMoscato di Trani(モスカート・ディ・トラーニ)。デザートワイン。
↑怖い顔してるけど、ほんとはとっても気のいいおっちゃんず。
↑ふつうパッシートと呼ばれるデザートワインは日陰というか乾燥用の小屋で干して糖度を凝縮するんだけど、ここの特徴は木のまんま干し葡萄にすること。デザートワインじゃないけどPatriglione(パトリリオーネ)も、このやり方。雨が少なくて日照時間の長い南ならではのやり方。
そして最後に、このお方。
↑左のおばさま。表彰式から試飲会、そして本会場でも、ずっっっっとお世話になりっぱなし。
というわけで入会ご希望の方は
http://www.slowfoodjapan.net/
ちなみに私は会員ではありません(笑)。
トリノの旅は終わったけど、明日はおまけ。
この日はトリノオリンピックでスケート競技の会場となったLingotto Ovalで開催中のTerra Madre(テッラ・マードレ)会場をメインに廻る。
さっそく見つけたのは!
Martina Francaのお肉屋さんRomanelli(ロマネッリ)。「おおおおお!何やってんだぁ?」って言われても。知ってる顔が3人ほど。カフェご馳走になってしまった。その間「さっきカルロ・ペトリー二が来てさ、Capocollo di Martina Franca(カポコッロ・ディ・マルティーナ・フランカ)は最高!ってすっごく褒めてくれてさ?」と興奮気味。
※カポコッロは肩肉のサラミ。地方によってはロンツァとも呼ばれる。私の大好物
Altamura(アルタムーラ)からはPane di Altamura(パーネ・ディ・アルタムーラ)。
Gargano(ガルガーノ)のコーナーも。
そしてTraniからはMoscato di Trani(モスカート・ディ・トラーニ)。デザートワイン。
↑怖い顔してるけど、ほんとはとっても気のいいおっちゃんず。
↑ふつうパッシートと呼ばれるデザートワインは日陰というか乾燥用の小屋で干して糖度を凝縮するんだけど、ここの特徴は木のまんま干し葡萄にすること。デザートワインじゃないけどPatriglione(パトリリオーネ)も、このやり方。雨が少なくて日照時間の長い南ならではのやり方。
そして最後に、このお方。
↑左のおばさま。表彰式から試飲会、そして本会場でも、ずっっっっとお世話になりっぱなし。
というわけで入会ご希望の方は
http://www.slowfoodjapan.net/
ちなみに私は会員ではありません(笑)。
トリノの旅は終わったけど、明日はおまけ。
Salone del Gusto 2008 8 [2008イタリア]
トリノ・プチプチ街歩き続き。
カフェAl Bicerin(アル・ビチェリン)からあてもなく計画もなく、ただ歩く。駅の位置を意識しながら。昼過ぎにはLingottoまで着いてないといけないからね。
すると、日本の書道展を発見!
入ってみた。ちょうど先生に引率された小学生たちがいて、一緒に先生の説明を聞く。「日本語は中国語と違って3つのCarattere(文字)を使い分けており…」などなど。一通り説明が終わると先生が私を見る。生徒も見る。私は微笑む。すぐそばにいた生徒の一人から「ねぇ、日本人?」と聞かれたので、そうだと答えると、先生も大変だねぇ、というか運が悪いというか。小声で「先生の説明、あれでOK?」と(笑)。
「うん、あんたたちのMaestroマエストロ(小学校の教諭)の説明は、カンのペキ!素晴らしかった」
と大きな声で答えておいた。
彼らに最後までつきあってる時間はないので、一通り見て、またプチプチ散歩へ。
日曜日の朝、人出は多くない。お店も開いてない。
開いてるのは
タバコ屋さん。
開けてる途中なのは
本屋さん。あとはバールとかカフェとか。
そして
思わずシャッターを切った。まるでこれから舞台に上がる女優のような、すてきなおばさま。
カステッロ広場。トリノ観光の王道(笑)。
こんなひとや
こんなひと
そして、こんなひとも(笑)
トリノ・プチ散歩はこれで大体終わり。またまた会場に向かいます。
カフェAl Bicerin(アル・ビチェリン)からあてもなく計画もなく、ただ歩く。駅の位置を意識しながら。昼過ぎにはLingottoまで着いてないといけないからね。
すると、日本の書道展を発見!
入ってみた。ちょうど先生に引率された小学生たちがいて、一緒に先生の説明を聞く。「日本語は中国語と違って3つのCarattere(文字)を使い分けており…」などなど。一通り説明が終わると先生が私を見る。生徒も見る。私は微笑む。すぐそばにいた生徒の一人から「ねぇ、日本人?」と聞かれたので、そうだと答えると、先生も大変だねぇ、というか運が悪いというか。小声で「先生の説明、あれでOK?」と(笑)。
「うん、あんたたちのMaestroマエストロ(小学校の教諭)の説明は、カンのペキ!素晴らしかった」
と大きな声で答えておいた。
彼らに最後までつきあってる時間はないので、一通り見て、またプチプチ散歩へ。
日曜日の朝、人出は多くない。お店も開いてない。
開いてるのは
タバコ屋さん。
開けてる途中なのは
本屋さん。あとはバールとかカフェとか。
そして
思わずシャッターを切った。まるでこれから舞台に上がる女優のような、すてきなおばさま。
カステッロ広場。トリノ観光の王道(笑)。
こんなひとや
こんなひと
そして、こんなひとも(笑)
トリノ・プチ散歩はこれで大体終わり。またまた会場に向かいます。
Salone del Gusto 2008 7 [2008イタリア]
さて、3日目朝はトリノ街歩き。
前日、Lingottoから駅までのタクシーの中。Danielaたちは翌日、あるセミナーに参加しなくてはならないので、それが終わる頃、待ち合わせしようということになった。
「午前中、どうするの?」
「私は、せっかくトリノに来たんだからBicerin(ビチェリン)飲みに行く」
「ビチェリンって何よ?」
私が答える前に運転手が
「チョコラートにカフェ、そしてラッテ(牛乳)を入れたトリノ名物のとっても美味しい飲み物。トリノに来たなら絶対飲まなきゃ!」
と説明してくれた。
しかし全く何の予習もなしでやって来たトリノ、どこに行けば美味しいビチェリンが飲めるのかわからなかったので、夕食を食べたリストランテで尋ねてみる。
「この辺りで美味しいビチェリンの飲めるカフェは?」
ご主人、奥様二人で相談してカフェへの地図を書いてくれた。しかし、そのあと二人でまたなにやら相談。
「二人で話したんだけど、やっぱりビチェリンはAl Bicerin(アル・ビチェリン)で飲まなきゃ。駅から歩いて行ける距離だけど、説明しにくいからタクシーで行って。運転手はみんな知ってる」
というので、言われたとおり駅からタクシーを拾う。
↑トリノの鉄道の玄関口、Porta Nuova駅。
一番前に並んでいたタクシーに乗り込むと、思わず二人同時に「あっっっっ!」なんと!昨日Lingottoまで乗せてもらった運転手さん。
「普通なら近すぎて行きたくないんだけど(笑)こんな偶然は滅多にないから」
と、快くカフェ・アル・ビチェリンまで連れて行ってくれた。
↑アル・ビチェリンのある小さな広場に面したSantuario della Consolata(サントゥアーリオ・デッラ・コンソラータ)教会。
↑このお婆さんのカーディガンが、ものすごくきれいな紫なんだけど、色、出てないなぁ。
近所をちょっとウロウロして、さて、お目当てのAl Bicerin。外観も内部も、パーフェクトに可愛い。そして店の客の半分は観光客だと思われる。でもそういう店にありがちな無愛想ではなく、とっても心温まるおもなしで、こっちもパーフェクト。
そして、これが
ド甘いって聞いてたんだけど。いや、確かに甘いんだけど。夢のように(笑)美味しい!おかわりしたい。ただし、1杯でお腹いっぱいになるほど重い。朝ご飯がまだなのでコルネット(クロワッサン)でも食べようかなと思ってたんだけど、無理(笑)。でも夢に出てきそうなくらい美味しい。
ビチェリンで幸せな気分になって、トリノ・プチプチ街歩きは続く。
前日、Lingottoから駅までのタクシーの中。Danielaたちは翌日、あるセミナーに参加しなくてはならないので、それが終わる頃、待ち合わせしようということになった。
「午前中、どうするの?」
「私は、せっかくトリノに来たんだからBicerin(ビチェリン)飲みに行く」
「ビチェリンって何よ?」
私が答える前に運転手が
「チョコラートにカフェ、そしてラッテ(牛乳)を入れたトリノ名物のとっても美味しい飲み物。トリノに来たなら絶対飲まなきゃ!」
と説明してくれた。
しかし全く何の予習もなしでやって来たトリノ、どこに行けば美味しいビチェリンが飲めるのかわからなかったので、夕食を食べたリストランテで尋ねてみる。
「この辺りで美味しいビチェリンの飲めるカフェは?」
ご主人、奥様二人で相談してカフェへの地図を書いてくれた。しかし、そのあと二人でまたなにやら相談。
「二人で話したんだけど、やっぱりビチェリンはAl Bicerin(アル・ビチェリン)で飲まなきゃ。駅から歩いて行ける距離だけど、説明しにくいからタクシーで行って。運転手はみんな知ってる」
というので、言われたとおり駅からタクシーを拾う。
↑トリノの鉄道の玄関口、Porta Nuova駅。
一番前に並んでいたタクシーに乗り込むと、思わず二人同時に「あっっっっ!」なんと!昨日Lingottoまで乗せてもらった運転手さん。
「普通なら近すぎて行きたくないんだけど(笑)こんな偶然は滅多にないから」
と、快くカフェ・アル・ビチェリンまで連れて行ってくれた。
↑アル・ビチェリンのある小さな広場に面したSantuario della Consolata(サントゥアーリオ・デッラ・コンソラータ)教会。
↑このお婆さんのカーディガンが、ものすごくきれいな紫なんだけど、色、出てないなぁ。
近所をちょっとウロウロして、さて、お目当てのAl Bicerin。外観も内部も、パーフェクトに可愛い。そして店の客の半分は観光客だと思われる。でもそういう店にありがちな無愛想ではなく、とっても心温まるおもなしで、こっちもパーフェクト。
そして、これが
ド甘いって聞いてたんだけど。いや、確かに甘いんだけど。夢のように(笑)美味しい!おかわりしたい。ただし、1杯でお腹いっぱいになるほど重い。朝ご飯がまだなのでコルネット(クロワッサン)でも食べようかなと思ってたんだけど、無理(笑)。でも夢に出てきそうなくらい美味しい。
ビチェリンで幸せな気分になって、トリノ・プチプチ街歩きは続く。
Salone del Gusto 2008 6 [2008イタリア]
表彰式、試飲会と、大事なイベントも終わり、また郊外の友人宅へと戻る二人と別れ、私は一人夕食へ。ホテルの部屋にあった「ご近所マップ」で見つけたピエモンテ料理の店。残念ながらもう名前すら覚えていない。調べるとわかると思うんだけど。
内装は至って普通。
ワインはこれ。
ピエモンテらしいワインをと言うとBarbera d'Astiを持ってきてくれたんだけど、いや、それは日本でも飲めるからと断ると、出してくれたのがGrignolino d'Asti(グリニョリーノ・ダスティ)。北のワインはさっぱりわからないけど「へ〜Bersanoも、地元だとこんなの作ってるんだ〜」と決定。見た目の色より、しっかりしており、さすが北のワイン、華やかででもしっかりの記憶。
プーリアだったらタラッリーニ。グリッシーニがついてるところが、さすがピエモンテ。ローマでも出てくることがあるけど既製品だもんね。
プリモ。
ピエモンテらしい一皿をと注文したのに、なぜかおすすめは魚介のパスタ。なぜ?ピエモンテだったらアニョロッティとかタリヤリ〜ンとか…でも、これがおすすめらしいので。裏読みすると、魚介を早くはかせたかったとも言える?でも、思ったよりあっさり、美味しかったのでよし。
セコンド。
ピエモンテらしい一皿をと頼んだら出てきました。圧巻。わからないでしょうが、生ポルチーニのフリットでございます。フリットというよりフライだな。幸せな幸せな一皿。これ、日本で頼んだらいくらになるか考えたら目眩。
そしてドルチェ。
ピエモンテらしい、というよりトリノらしいドルチェは?と尋ねたら上のマンダリーノ(ま、イタリアの蜜柑)のコンポートみたいなのと下の「Bonet(ボネ)」と言われた。プリモとセコンドはお任せ即決だった私が、「どうしよ、どうしよ、どっちにしよ」と悩み始めたのを見て「半分ずつ2つとも、どう?」と。
どっちも幸せな味。
繁華街からもちょっと離れてるし、外観もインテリアも、なんちゅことのない普通のリストランテだけど、不可解な(でも美味しかった)プリモを除いて山盛りポルチーニを考えても、お値段も良心的。
最後のカフェについてきたカントゥッチのようなお菓子。デザートワインも。
次の日は、プチ・トリノ街歩き。いや、プチプチプチくらい。続く。
内装は至って普通。
ワインはこれ。
ピエモンテらしいワインをと言うとBarbera d'Astiを持ってきてくれたんだけど、いや、それは日本でも飲めるからと断ると、出してくれたのがGrignolino d'Asti(グリニョリーノ・ダスティ)。北のワインはさっぱりわからないけど「へ〜Bersanoも、地元だとこんなの作ってるんだ〜」と決定。見た目の色より、しっかりしており、さすが北のワイン、華やかででもしっかりの記憶。
プーリアだったらタラッリーニ。グリッシーニがついてるところが、さすがピエモンテ。ローマでも出てくることがあるけど既製品だもんね。
プリモ。
ピエモンテらしい一皿をと注文したのに、なぜかおすすめは魚介のパスタ。なぜ?ピエモンテだったらアニョロッティとかタリヤリ〜ンとか…でも、これがおすすめらしいので。裏読みすると、魚介を早くはかせたかったとも言える?でも、思ったよりあっさり、美味しかったのでよし。
セコンド。
ピエモンテらしい一皿をと頼んだら出てきました。圧巻。わからないでしょうが、生ポルチーニのフリットでございます。フリットというよりフライだな。幸せな幸せな一皿。これ、日本で頼んだらいくらになるか考えたら目眩。
そしてドルチェ。
ピエモンテらしい、というよりトリノらしいドルチェは?と尋ねたら上のマンダリーノ(ま、イタリアの蜜柑)のコンポートみたいなのと下の「Bonet(ボネ)」と言われた。プリモとセコンドはお任せ即決だった私が、「どうしよ、どうしよ、どっちにしよ」と悩み始めたのを見て「半分ずつ2つとも、どう?」と。
どっちも幸せな味。
繁華街からもちょっと離れてるし、外観もインテリアも、なんちゅことのない普通のリストランテだけど、不可解な(でも美味しかった)プリモを除いて山盛りポルチーニを考えても、お値段も良心的。
最後のカフェについてきたカントゥッチのようなお菓子。デザートワインも。
次の日は、プチ・トリノ街歩き。いや、プチプチプチくらい。続く。
Salone del Gusto 2008 5 [2008イタリア]
戻ってきました、本会場。
このテーブルセッティングは
こういうお店(笑)時間があったら、どんなものを出してるのか食べてみたかった。
Pugliaのコーナー発見!
オリーヴオイルのブース。Caroli(カローリ)のオイルは日本でも買えます。お値段もお手頃。わりと大きな会社だと思ってたんだけど、店番のおじ(い)さんといい、ほんわか。10〜11月の収穫が終わったらすぐnovelloと呼ばれるオイルが出るはず。日本で言ったら新米の季節?
サイトに行ってみたら、結構楽しい。オイルだけじゃなくてbioのパスタとかオリーヴオイルを使ったコスメとかも販売。
http://www.caroli.it/
左がMaglie(マーリエ)のチョコレート屋さんMaglio(マーリオ)。
Maglieにある本店、楽しい!全部買い占めたくなるくらい。Bariにも支店が。
一番のおすすめはフルーツが入ったチョコレート。特に無花果。一番プーリアらしい。
右がAndriaのチョコレート屋さんMucci(ムッチ)。得意はConfetti(コンフェッティ)。こちらはバールやカフェ、その他に卸しているのでもっと気軽に買えるかも。Altamuraのチョコレート屋さんが、ここのチョコレートを量り売りしてくれる。
http://www.cioccolatomaglio.it/
※音量に注意↑
http://www.muccigiovanni.it/
商品のパッケージそのものはオシャレなのに…展示はもうちょっと工夫した方が。
ちょいとひと休み。
食品の他にも、こんなのが。
ベルガモットって、こんなんだったんだ。本物見たのは初めて。
ここ、すごくおしゃれで美味しそうだった。トスカーナの会社みたい。
http://www.lamolina.it/
続く。
Salone del Gusto 2008 4 [2008イタリア]
やっとVini d'Italiaワイン試飲会会場到着!
入場料、結構なお値段。たしか50〜60euroしたと思う。私はズル(笑)してスタッフ価格で入れてもらったけど。
大盛況な感じ。
さて、Emidio Pepeのコーナー。DanielaとChiara頑張ってます。
↑このカメラ目線のおじさん(に見えるけど実はおにいさんかもしれない)が首から提げているのは、よだれかけではなくグラスのケース。最近入場料を取る試飲会の場合、こうやってグラスを下げて廻る。
Cantine Aperte(カンティーネ・アペルテ)
http://www.granatowines.com/5/post/2011/05/-cantine-aperte.html
http://www.nobuyukihayashi.com/?p=diary&di=881166
も、同じやり方。
さて、プーリアからの参加(受賞者)は
Gianfranco Fino : ES '06 この写真の通り、とっっっても感じのいいおねえさん。
http://www.gianfrancofino.it/
そしてTorrevento:Vigna Pedale '05
それから
左側が
Albea; Lui '06 このおにいさんも、いかにもPugliese(プーリア人)
右は
Tormaresca : Masseria Maime '06
他受賞者は
Artas 2006 Castello Monaci
Primitivo di Manduria Zinfandel Sinfarosa 2006 Accademia dei Racemi
Salice Salentino Rosso Selvarossa Riserva 2005 Cantina Due Palme
ワインそのもののコメントはまたいずれ…。
授賞式の会場でも使われていた椅子。木の椅子でもこんなにモダン。
↑こんなふうにグラスを入れて使うよだれか…じゃない袋。
そして、どうして一番下から写真を撮らなかったんだろう…と今でも悔やまれる。
元はフィアットの自動車製造工場だったLingotto。このスロープも組み立てラインの一部だったらしい。屋上はテストコース。ということは登りながら組み立てかな?(笑)
ちなみにSassicaiaのコーナー、私が行ったときには店じまいしてました。たぶん一瞬でなくなったんじゃ?Gajaも出してたはずだけど、たぶん同じ状態だったでしょう。みんな考えることは同じだなぁ。
試飲会が終わってカフェ中毒のDanielaと私が一番に行ったところ。バール。かっこいい。でもカフェはあんまり…美味しくなかった。いや、好みではなかった。
続く。
入場料、結構なお値段。たしか50〜60euroしたと思う。私はズル(笑)してスタッフ価格で入れてもらったけど。
大盛況な感じ。
さて、Emidio Pepeのコーナー。DanielaとChiara頑張ってます。
↑このカメラ目線のおじさん(に見えるけど実はおにいさんかもしれない)が首から提げているのは、よだれかけではなくグラスのケース。最近入場料を取る試飲会の場合、こうやってグラスを下げて廻る。
Cantine Aperte(カンティーネ・アペルテ)
http://www.granatowines.com/5/post/2011/05/-cantine-aperte.html
http://www.nobuyukihayashi.com/?p=diary&di=881166
も、同じやり方。
さて、プーリアからの参加(受賞者)は
Gianfranco Fino : ES '06 この写真の通り、とっっっても感じのいいおねえさん。
http://www.gianfrancofino.it/
そしてTorrevento:Vigna Pedale '05
それから
左側が
Albea; Lui '06 このおにいさんも、いかにもPugliese(プーリア人)
右は
Tormaresca : Masseria Maime '06
他受賞者は
Artas 2006 Castello Monaci
Primitivo di Manduria Zinfandel Sinfarosa 2006 Accademia dei Racemi
Salice Salentino Rosso Selvarossa Riserva 2005 Cantina Due Palme
ワインそのもののコメントはまたいずれ…。
授賞式の会場でも使われていた椅子。木の椅子でもこんなにモダン。
↑こんなふうにグラスを入れて使うよだれか…じゃない袋。
そして、どうして一番下から写真を撮らなかったんだろう…と今でも悔やまれる。
元はフィアットの自動車製造工場だったLingotto。このスロープも組み立てラインの一部だったらしい。屋上はテストコース。ということは登りながら組み立てかな?(笑)
ちなみにSassicaiaのコーナー、私が行ったときには店じまいしてました。たぶん一瞬でなくなったんじゃ?Gajaも出してたはずだけど、たぶん同じ状態だったでしょう。みんな考えることは同じだなぁ。
試飲会が終わってカフェ中毒のDanielaと私が一番に行ったところ。バール。かっこいい。でもカフェはあんまり…美味しくなかった。いや、好みではなかった。
続く。
Salone del Gusto 2008 3 [2008イタリア]
イベントの運営。日本人なら一番に「混乱なくスムーズに」を考える。チケット売場の長い列(並ぶのが好きなひとはともかく)を、いかに回避するか工夫する。別のイタリア人から言われた。
「根本が違うんだよ。長蛇の列ができることを誰も気にしてない。待つのは嫌いだけど待つのに慣れてるから」
そうだね。駅の窓口、郵便局の窓口、民営化されようが、この列だけは変わらない。みんなイライラしながらも待つ。さすがに近頃は始発なのに1時間遅れなんて列車はないけれど、昔はそれが当たり前だった。
ぶーぶー文句言いながらもチケットをゲットしてブースの向こうで待っていたDanielaたちと合流。さ、行こうか!
「ちょっと待って」
と、入り口の階段に座るChiara。バッグから編み上げのブーツを取り出して履き替える。
「ここで履き替える方が、よっぽど恥ずかしくない?私は一応車の陰でやったわよ!」
「そうよ、ひとだらけじゃん、ここ」
「でも、誰も私なんか見てないし」
そういう問題じゃない!この年頃の女の子が考えていることはわからん。
↑「ようこそ」の日本語も。
↑こんな魅力的なブースが目白押し。
ちょっと小腹が空いたので。
このあと魅力的な屋台を巡って、さらにお腹いっぱい。私はPugliaはAlberobelloから出店していたお店で名物の串焼き。そしてChiaraが食べてみたかったというEmilia Romanaのピアディーナを。
http://prezzemolo-creapasso.blogspot.jp/2008/11/blog-post_10.html
ここでも日本人的クレーム。屋台が目白押しなのに、椅子とかテーブルとか、ちょっと座って食べるコーナーがない。よって、ただでさえごった返している通路が、待ってるひと、買ってるひと、食べてるひとで身動きが取れない。私たちは、施設の外に出てゴミ捨て場のすぐそばで食べましたですよ。もちろん私たち以外にも避難してきた人たち大勢。美味しいもので両手がふさがっていたので(笑)写真はなし。
Danielaたちは一足先に試飲会会場へ。私はもうちょっと会場を回って後から追いかける。しかし…あまりに広すぎて迷う迷う。その迷っているときに、私好みのイケメンに遭遇。無遠慮にバシバシ写真を撮らせてもらう。私の不作法な振る舞いに文句一つ言わない寛大なイケメンは
↑後ろの赤い服のひとではない。
↑写真屋さんの看板犬らしい。愛想も性格もよい。
↑イケメンでしょう。
↑カメラ目線も。この正面から見た顔が、Pepe家のアホ犬・MAXにちょっと似ている。
迷いながら道草くいながら、たどり着いた試飲会会場。ではなく、その近く。
↑普通のおじさんの普通のスーツ姿がなぜかカッコイイのがイタリア。「ちょいわるオヤジ」なんて気持ちの悪い言葉はない。
続く。
「根本が違うんだよ。長蛇の列ができることを誰も気にしてない。待つのは嫌いだけど待つのに慣れてるから」
そうだね。駅の窓口、郵便局の窓口、民営化されようが、この列だけは変わらない。みんなイライラしながらも待つ。さすがに近頃は始発なのに1時間遅れなんて列車はないけれど、昔はそれが当たり前だった。
ぶーぶー文句言いながらもチケットをゲットしてブースの向こうで待っていたDanielaたちと合流。さ、行こうか!
「ちょっと待って」
と、入り口の階段に座るChiara。バッグから編み上げのブーツを取り出して履き替える。
「ここで履き替える方が、よっぽど恥ずかしくない?私は一応車の陰でやったわよ!」
「そうよ、ひとだらけじゃん、ここ」
「でも、誰も私なんか見てないし」
そういう問題じゃない!この年頃の女の子が考えていることはわからん。
↑「ようこそ」の日本語も。
↑こんな魅力的なブースが目白押し。
ちょっと小腹が空いたので。
このあと魅力的な屋台を巡って、さらにお腹いっぱい。私はPugliaはAlberobelloから出店していたお店で名物の串焼き。そしてChiaraが食べてみたかったというEmilia Romanaのピアディーナを。
http://prezzemolo-creapasso.blogspot.jp/2008/11/blog-post_10.html
ここでも日本人的クレーム。屋台が目白押しなのに、椅子とかテーブルとか、ちょっと座って食べるコーナーがない。よって、ただでさえごった返している通路が、待ってるひと、買ってるひと、食べてるひとで身動きが取れない。私たちは、施設の外に出てゴミ捨て場のすぐそばで食べましたですよ。もちろん私たち以外にも避難してきた人たち大勢。美味しいもので両手がふさがっていたので(笑)写真はなし。
Danielaたちは一足先に試飲会会場へ。私はもうちょっと会場を回って後から追いかける。しかし…あまりに広すぎて迷う迷う。その迷っているときに、私好みのイケメンに遭遇。無遠慮にバシバシ写真を撮らせてもらう。私の不作法な振る舞いに文句一つ言わない寛大なイケメンは
↑後ろの赤い服のひとではない。
↑写真屋さんの看板犬らしい。愛想も性格もよい。
↑イケメンでしょう。
↑カメラ目線も。この正面から見た顔が、Pepe家のアホ犬・MAXにちょっと似ている。
迷いながら道草くいながら、たどり着いた試飲会会場。ではなく、その近く。
↑普通のおじさんの普通のスーツ姿がなぜかカッコイイのがイタリア。「ちょいわるオヤジ」なんて気持ちの悪い言葉はない。
続く。
Salone del Gusto 2008 2 [2008イタリア]
さて、ホテルを出てまっすぐ右に行けば地下鉄3駅ほどで会場に着くのだが、全く地理がわかってない私はいったん鉄道の駅へ。そしてタクシーを拾う。この運転手さんがなかなか博識で、Lingottoの歴史や携わった建築家、またイタリアで評価されている日本の建築家など、目的地に着くまでたいくつしなかった。
まず向かったのは…と言ってもDanielaたちと上手く落ち合えるのか?というのが一番の心配。それでも携帯電話のおかげで、なんとか表彰式の会場までたどりついた。
会場はシネコンの映画館のひとつ。
開始時間はとっっっっっくに過ぎて、ほんとに始まるんかいな?と思い始めた頃、やっと。イタリアにおいて私が知る限り、この手の会合が時間通りに始まったことがない。よくて30分、普通1時間遅れ。
司会者が紹介したのが、この方。
スローフード協会会長・御大Carlo Petrini(カルロ・ペトリーニ)。生で見ちゃった。
そしていよいよ表彰へ。
Danielaの番が来たので一番前で写真係。しかしぶれまくり〜。
Danielaの左隣の女性は、たしかVilla Medoro
http://www.villamedoro.it/home.html
のひとだったかと。
そして何かの特別な賞が
2〜3ヶ月前に夫Gianni Masciarelliをなくしたばかりの未亡人・Marina Cveticへ。会場、割れんばかりの拍手。このGianni急死の件は、またいずれ。
開始時間を随分と過ぎて始まった表彰式は遅れを取り戻すことなく(笑)時間を大幅にオーバーして終了。
↑表彰式が終わって外に。Danielaが突然この右端のAudiの方へ走る。なにごと?と思ったら、その影に隠れ、いきなり靴を履き替えた。表彰式用のヒールのあるものから、歩きやすいフラットな靴へと。そこでお年頃のChiaraが怒る怒る。
「ちょっと、やめてよね、そういうこと。恥ずかしいったらありゃしない!いったい何考えてんのよ、ほんとにもう」
私はDanielaの気持ちがわかるので(笑)まあまあ、そう怒らなくても、それに誰も見てないし、とChiaraをなだめた。
「見てる見てないの問題じゃない!」
いや、見られてなけりゃいい問題だよ。
さあ、歩きやすい靴に履き替えたことだし、午後からの試飲会が始まるまで、Salone del Gusto本会場へGO!
は、よかったんだけど、招待券を持っている二人はチケット売場スルー。持ってない私は列に並ぶ。これが進まない進まない。そのわけは売り場にたどり着いてわかった。チケットの種類が半端ではない。子ども・大人はもちろん、一日券、通し券、どこかとの共通券、などなど、ざっと10種類くらい。しかもチケットの種類がそれだけあるということが、ブースにたどり着いて初めてわかる。そこで客は悩む。
「日本だったら並んでる間に選べるように、ちらしを配るか看板を立てとくね」
というと
「そこがイタリアじゃん」
とDaniela。
続く。
まず向かったのは…と言ってもDanielaたちと上手く落ち合えるのか?というのが一番の心配。それでも携帯電話のおかげで、なんとか表彰式の会場までたどりついた。
会場はシネコンの映画館のひとつ。
開始時間はとっっっっっくに過ぎて、ほんとに始まるんかいな?と思い始めた頃、やっと。イタリアにおいて私が知る限り、この手の会合が時間通りに始まったことがない。よくて30分、普通1時間遅れ。
司会者が紹介したのが、この方。
スローフード協会会長・御大Carlo Petrini(カルロ・ペトリーニ)。生で見ちゃった。
そしていよいよ表彰へ。
Danielaの番が来たので一番前で写真係。しかしぶれまくり〜。
Danielaの左隣の女性は、たしかVilla Medoro
http://www.villamedoro.it/home.html
のひとだったかと。
そして何かの特別な賞が
2〜3ヶ月前に夫Gianni Masciarelliをなくしたばかりの未亡人・Marina Cveticへ。会場、割れんばかりの拍手。このGianni急死の件は、またいずれ。
開始時間を随分と過ぎて始まった表彰式は遅れを取り戻すことなく(笑)時間を大幅にオーバーして終了。
↑表彰式が終わって外に。Danielaが突然この右端のAudiの方へ走る。なにごと?と思ったら、その影に隠れ、いきなり靴を履き替えた。表彰式用のヒールのあるものから、歩きやすいフラットな靴へと。そこでお年頃のChiaraが怒る怒る。
「ちょっと、やめてよね、そういうこと。恥ずかしいったらありゃしない!いったい何考えてんのよ、ほんとにもう」
私はDanielaの気持ちがわかるので(笑)まあまあ、そう怒らなくても、それに誰も見てないし、とChiaraをなだめた。
「見てる見てないの問題じゃない!」
いや、見られてなけりゃいい問題だよ。
さあ、歩きやすい靴に履き替えたことだし、午後からの試飲会が始まるまで、Salone del Gusto本会場へGO!
は、よかったんだけど、招待券を持っている二人はチケット売場スルー。持ってない私は列に並ぶ。これが進まない進まない。そのわけは売り場にたどり着いてわかった。チケットの種類が半端ではない。子ども・大人はもちろん、一日券、通し券、どこかとの共通券、などなど、ざっと10種類くらい。しかもチケットの種類がそれだけあるということが、ブースにたどり着いて初めてわかる。そこで客は悩む。
「日本だったら並んでる間に選べるように、ちらしを配るか看板を立てとくね」
というと
「そこがイタリアじゃん」
とDaniela。
続く。
Salone del Gusto 2008 1 [2008イタリア]
いずれ…と思ったんだけど。
サローネ・デル・グスト。
2年に一度のお祭り、今年が開催年なので、覚えているうちにアップしておこうかな。
2008年、AbruzzoはTorano Nuovo(トラーノ・ヌオーヴォ)。ちょうど葡萄の収穫期、そして三女のSofia(ソフィア)の娘・Gaia(ガイア)も生まれたばかり。Pugliaに行く前に寄ってみた。
http://www.emidiopepe.com/public/DB5/LayoutP/main.asp?cc=0&cl=I&nco=&mode=d&pg=0&db=DB5
アグリツーリズモの部屋からの眺め。左側がTorano の中心部。遠くにGran Sasso(グランサッソ)も見える。
http://www.emidiopepe.com/public/DB18/LayoutP/main.asp?cc=3&cl=I&nco=agriturismo&mode=d&pg=0&chkPrz=0&cmpPrz1=&cmpPrz2=&db=DB18
Pepe家の居間。2008年8月8日生まれのGaiaとおじいちゃん(笑)。そういえばSofiaの旦那さんFabio(ファビオ)からのSMSが携帯に突然届いて驚いたなぁ。「生まれた!08年、8月8日!」って。
これが美味しいワイン、Montepulciano d'Abruzzoになる。
この時期Pepe家は収穫のアルバイト君たちで賑やかになる。
そして、ビッグニュースが。Montepulciano '98がVinid'Italia初登場で tre bicchieriを獲得。次女のDaniela(ダニエーラ)がトリノでの表彰式に出席する。私が驚いたのは「あんな商業ベースな賞には絶対に参加しない!」と頑なだったPepeさんがOKを出したこと。やっぱり娘たちに押し切られたんだろうなぁ(笑)。
Danielaは高校生の娘Chiara(キアーラ)と一緒に行きたいのだが、Chiaraはあんまり乗り気でなかった。で、私という保険をかけたかったわけ。「ねーPugliaから戻ったら一緒に行こうよ〜、Salone del Gusto、楽しいってよ〜」としきりに誘う。私は「Chiaraが行かないって言うんだったら、いいよ」と返事をしてPugliaへ。
Puglia滞在中に私の気も変わった。友人から「トリノに行け、絶対に行け!」と勧められたから。で、その後Toranoに戻って急いで電車のチケット&ホテルを予約してドタバタと3人でトリノへ。途中Bolognaで乗り換え。1時間ほど時間があったので駅の外へと思ったら、なんとChiaraのやつ、小腹が空いたからマクドナルドに行きたいと言い出した。ああ〜ん?マクドナルドとな?と思ったけれど、Toranoの田舎に暮らしているとマクドナルドに行く機会は滅多にないだろうから、まぁいいか。駅前のマックでポテトをつまみながら「あたしたち、これからスローフードのお祭りに行くんだよね」とDanielaと爆笑。
トリノに着いたのは夜。DanielaとChiaraは知人の家へ。私も一緒にと言われたが、せっかくのトリノ、できれば中心部に泊まって、ほんのちょっとだけでいいから市内観光もしたい。駅まで車で迎えに来てくれていたDanielaの知人がホテルまで送ってくれた。あとでホテルにしておいてよかった〜と思ったのは、その家は車で40分、郊外も郊外の住宅街だったそうだ。
Salone del Gustoの最中だし、電車はともかくホテルがあるかしらん?と思ったわりにはあっさりと取れた。部屋は結構いいかんじ。値段のわりには。
この椅子の後ろの戸棚は
なにより嬉しかったのはビジネスホテルならでは!Wifiもあったんだけど確実なLanで接続可能だったこと。
この日はマクドナルドが結構きいていて夕食はなし。
翌朝。お茶を入れて持ってきていたビスケットで朝食。
窓からの風景は…絵に描いたような「殺風景」です(笑)。
この通りがVia Nizza。実はSalone del Gustoの会場、Lingotto(リンゴット)に続いている。
http://www.hotelexecutivetorino.com/
続く。
サローネ・デル・グスト。
2年に一度のお祭り、今年が開催年なので、覚えているうちにアップしておこうかな。
2008年、AbruzzoはTorano Nuovo(トラーノ・ヌオーヴォ)。ちょうど葡萄の収穫期、そして三女のSofia(ソフィア)の娘・Gaia(ガイア)も生まれたばかり。Pugliaに行く前に寄ってみた。
http://www.emidiopepe.com/public/DB5/LayoutP/main.asp?cc=0&cl=I&nco=&mode=d&pg=0&db=DB5
アグリツーリズモの部屋からの眺め。左側がTorano の中心部。遠くにGran Sasso(グランサッソ)も見える。
http://www.emidiopepe.com/public/DB18/LayoutP/main.asp?cc=3&cl=I&nco=agriturismo&mode=d&pg=0&chkPrz=0&cmpPrz1=&cmpPrz2=&db=DB18
Pepe家の居間。2008年8月8日生まれのGaiaとおじいちゃん(笑)。そういえばSofiaの旦那さんFabio(ファビオ)からのSMSが携帯に突然届いて驚いたなぁ。「生まれた!08年、8月8日!」って。
これが美味しいワイン、Montepulciano d'Abruzzoになる。
この時期Pepe家は収穫のアルバイト君たちで賑やかになる。
そして、ビッグニュースが。Montepulciano '98がVinid'Italia初登場で tre bicchieriを獲得。次女のDaniela(ダニエーラ)がトリノでの表彰式に出席する。私が驚いたのは「あんな商業ベースな賞には絶対に参加しない!」と頑なだったPepeさんがOKを出したこと。やっぱり娘たちに押し切られたんだろうなぁ(笑)。
Danielaは高校生の娘Chiara(キアーラ)と一緒に行きたいのだが、Chiaraはあんまり乗り気でなかった。で、私という保険をかけたかったわけ。「ねーPugliaから戻ったら一緒に行こうよ〜、Salone del Gusto、楽しいってよ〜」としきりに誘う。私は「Chiaraが行かないって言うんだったら、いいよ」と返事をしてPugliaへ。
Puglia滞在中に私の気も変わった。友人から「トリノに行け、絶対に行け!」と勧められたから。で、その後Toranoに戻って急いで電車のチケット&ホテルを予約してドタバタと3人でトリノへ。途中Bolognaで乗り換え。1時間ほど時間があったので駅の外へと思ったら、なんとChiaraのやつ、小腹が空いたからマクドナルドに行きたいと言い出した。ああ〜ん?マクドナルドとな?と思ったけれど、Toranoの田舎に暮らしているとマクドナルドに行く機会は滅多にないだろうから、まぁいいか。駅前のマックでポテトをつまみながら「あたしたち、これからスローフードのお祭りに行くんだよね」とDanielaと爆笑。
トリノに着いたのは夜。DanielaとChiaraは知人の家へ。私も一緒にと言われたが、せっかくのトリノ、できれば中心部に泊まって、ほんのちょっとだけでいいから市内観光もしたい。駅まで車で迎えに来てくれていたDanielaの知人がホテルまで送ってくれた。あとでホテルにしておいてよかった〜と思ったのは、その家は車で40分、郊外も郊外の住宅街だったそうだ。
Salone del Gustoの最中だし、電車はともかくホテルがあるかしらん?と思ったわりにはあっさりと取れた。部屋は結構いいかんじ。値段のわりには。
この椅子の後ろの戸棚は
なにより嬉しかったのはビジネスホテルならでは!Wifiもあったんだけど確実なLanで接続可能だったこと。
この日はマクドナルドが結構きいていて夕食はなし。
翌朝。お茶を入れて持ってきていたビスケットで朝食。
窓からの風景は…絵に描いたような「殺風景」です(笑)。
この通りがVia Nizza。実はSalone del Gustoの会場、Lingotto(リンゴット)に続いている。
http://www.hotelexecutivetorino.com/
続く。